2001年7〜9月の入荷製品


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イメージ メーカー 商品名 評価
WAREHOUSE
PUBLISHING
WD6:Diamond T980/981  このシリーズの最新作でよくまとまった1冊である。実車写真も豊富で大変参考になる。特に実戦使用中のものが多いのは嬉しいところだ。ただ、完璧とは言いがたい部分もあって、細部写真が少ないのは難点と言えるだろう。TMも入手出来るので、それで補ってやれば完璧である。
 まさかダイヤモンドTのタンクトランスポーターを「完璧な資料に基づいて製作」出来る日が来るとは想像も出来なかった・・・(笑)
WAREHOUSE
PUBLISHING
WD3:Pioneer  出版されたのは1998年であるが、今回やっと入手した。スキャンメルのパイオニアシリーズを網羅的に捕らえており、大変参考になる。この車輛のキットはアキュリットの代表作とも言えるほど出来がいいので、この本を参考にすればほぼ問題がないだろう。細部が不明なままの部分が残るには残るが、そこまでやっても誰にも分からないので特に不満はない。
Combined Publishing MARINE TANK BATTLES
IN THE PACIFIC
 タイトルに引かれて購入したが、実際には「読み物」なので模型制作には直接的には役に立たない感じがする。太平洋戦線全体を概観して機甲部隊の活躍を描いているようなので、そちらに興味がある人にはお勧めできるが、どちらかといえば「歴史資料」と言えるので購入の際は要注意。
(英文が読めなければなんの意味もない)
Tankograd Publishing US Army Heavy Wreckers
of World War II
 ワード・ラ・フランス、ケンワースの重レッカー車の資料本。アキュリットのM1レッカーを作るには最適の資料の一つ。マニュアルからのコピー、実車写真ともに豊富で通常はこれ1冊で充分である。しかし、米軍のレッカー車の1冊本が出るとはいい時代になった物だとつくづく感じる(笑)
Ampersand Publishing Modeler's Guide to
Engineering and
Recovery Vehicles
 質実剛健な誌面作りではあるが、対象が物凄くマニアックである。日本でもこの手の製作ガイドはあるが、まさか「工兵車輛&戦車回収車」だけを特集するとはとても考えられないところだろう。アキュリットのキットが大多数を占めていることを考えると、全くあのメーカーにも油断がならない思いがする(笑)
 まさに「好き者」のための製作ガイドである。基本的には現用車輛が多いので、そちら方面に興味がある人にはお薦めできる。
MILITARY Vehicle
Modeller
International
No.14  直接定期購読を申し込んだハズなのに、全然届かないのでいつも通り偉大模型店から購入。相変わらず美麗な誌面で楽しませてくれる。今回はセンチュリオンARV、SA6ゲインフルが売りだろうか? AFVクラブのM10の製作記事にはマニュアルから転載した砲塔内部の図などもあり大変参考になる。
STEEL MASTERS HORS SERIE No.9
LA BATAILLE DES
ARDENNES
 いつも通りの手馴れた別冊である。今回のネタのアルデンヌ戦は2冊目だが、前回とは違った切り口のディオラマもあり楽しめる誌面となっている。個人的には1/76のM4トラクター&ロングトムのディオラマが気に入った。必ずこういった「注意を引く」記事があるのが海外誌の多様性であり、日本の某専門誌には見習って欲しいところだ。
WHEELS & TRACKS NUMBER 75
FINAL ISSUE
 バート・バンダービーン氏死去に伴い、残念ながら最終号となってしまった・・・。氏の追悼記事が大部分を占めているが、急遽追加したページ割となっているのが悲しい。氏の業績については細かく説明する必要もないだろう。実に大きな損失であったと言えるだろう。裏表紙の寂寞感がなんとも言えずに物悲しい・・・。
K59 Production M3 Wheel Set  香港の新興メーカー製のM3ハーフトラック系列用のスプロケット&アイドラーの改造キットである。レジン製で強度に不安があるが、その精密感は素晴らしい。型抜きにも注意が払われており、注型ラグの切り離しも楽に出来るようになっている。それだけでもTTW(タンクワークショップ)よりも優れているが、全体的に見てもこちらのキットの方がよく出来ているように思う。とりあえず「買い!」である。
(思わず4セットも買ってしまった・・・)
Wespe Moedels HUMBER F.W.D
Heavy Utility
 まさかこの車輛がキットになるとは思わなかった、しかも東欧のメーカーからというのも信じられない。キットの出来は大変よろしく、気泡は多少散見されるが、問題になるような部分はほとんどない。もしかしたらバリエーション展開としてアンビュランスやGSトラックも出てくるかもしれず、それにも期待したいところだ。
PSP Models Brockway B666  大変素晴らしい出来のキット。かの大塚康生氏も絶賛している。特にボンネットからキャビンにかけての「ブロックウエイらしさ」の再現が素晴らしい。荷台のガントリー部分はエッチングの折り曲げで作るようになっており精密感は素晴らしいが、実際に組むのは大変かもしれない。このメーカーの説明書もプリミティブなので組み立てにはTMが必須だと思われる。
ROY MODELS Diamond T Cargo Truck  レッカーに引き続いて通常のトラックも製品化された。パーツ段階で見ると特に問題はないが、レッカーで泣かされた「型ズレ」がどれくらい改善されているかが気になるところだ。パーツ構成が簡単になった分、あまり問題は出ないかもしれないが。
 来年くらいにはアキュリットからも同一車種がキット化される模様で、個人的にはそちらを待った方がよかったかもという思いを禁じえない・・・。
(まぁ、付き合いで買ったようなもんだから(笑))

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